広島市医師婦人会設立60周年のお祝い

一般社団法人 広島県医師会長 松村 誠

  松村氏
広島市医師婦人会60周年、誠におめでとうございます。広島県医師会を代表いたしまして、心からお慶びとお祝いを申し上げます。
 皆様には、日頃より、広島県医師会の諸事業に対しまして、ご支援ご協力を賜っておりますことを厚く御礼申し上げます。

 広島市医師婦人会におかれましては、発足当初より一貫して「研修・親睦・福祉」の三本柱を軸に毎年、有意義な企画を実践されております。特に会員の研修・親睦行事はもとより、多くの団体への様々な物品の寄贈や寄附などの幅広い福祉活動により、地域社会の発展に大いに貢献されております。改めて、広島市医師婦人会の皆様に感謝と敬意を表する次第です。
 私は、平成27年度の医療セミナー(勉強会)で「いつまでも若く美しくたくましく そしてしぶとく健やかに」の演題で講師を務めさせていただきました。この大変貴重な経験をさせていただいたことに対し、改めて御礼を申し上げますとともに皆様方の健康の保持増進の一助となりましたならば幸いに存じます。また、平成24年より令和2年までの7年間、広島市医師会長を務めさせていただいた折には、格別のご支援ご協力を賜わり、大変お世話になりました。ありがとうございました。

 さて、現在、広島県内は、新型コロナウイルスの感染が減少傾向となっております。さらに、ワクチン接種もこれから始まります。
 広島県医師会は、官・学・民の「オール広島」で緊密な連携のもと、広島県民の生命と健康を守る活動に全力で取り組んでおります。
 また、高齢化が加速する中で、withコロナ・afterコロナの新たな時代に即した地域医療提供体制を目指す上で、かかりつけ医を中心とした地域包括ケアシステムの深化と地域医療・介護提供体制の確立が重要となってまいります。そのため、かかりつけ医の先生方を医療機関や家庭で陰になり日向になり支えておられる広島市医師婦人会の皆様への地域社会の期待も益々高まっているところです。
 今後とも、広島市医師婦人会の益々のご発展と、会員の皆様方の一層のご健勝とご活躍を祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。

一般社団法人広島市医師会会長 佐々木 博

佐々木氏
医師婦人会設立六十周年を迎えられ、誠におめでとうございます。人間でいえば還暦にあたるわけで、会員の皆様の和とゆるやかな団結力、そして何より歴代の代表をはじめとする役員の方々のお骨折り、いろいろなサークル活動やブロック会の輪が、かくも長く団体の継続につながった要因だと思います。本当にお疲れ様です。
医師婦人会では、会員相互の親睦と地域への福祉を主な目的として活動しておられると伺っています。開業医師会員の多くはクリニックの院長で、平たく言えば個人事業主です。地域に根差した医療を続けてはいますが、仕事を離れると意外と孤独です。医師の奥様方も同様かと思いますので、同じような環境の人が情報交換をして、趣味を通じて交流されることは素晴らしいことで、医療情報や経営の知識もスムーズに伝わっていくものと思います。
 さて、昨年二月からの新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、その感染力と致死率で世界中の人々を混乱の渦に巻き込んでいます。広島市医師会も例外ではなく、いわゆる三密を避けるために人との交流が困難になっており、懇親会はもとより大きな会議は中止せざるを得ない状況です。最近になってリモート会議にも慣れてはきましたが、マスクをつけてのリモート会議にはもどかしさを感じています。このコロナ禍は、医師会員の医療機関経営にも影響は大きく、持続化給付金を受けて医師会費の減免を申請するところも稀ではありませんし、雇用調整助成金を申請している医療機関は相当数になると思われます。 前年比減収の嵐がほとんどの医療機関を襲い、法人化しているところでは赤字となり、法人化していないところでは院長は大幅な減収となっている厳しい現実です。加えて感染予防に気を配りながら、より一層の緊張を強いられる診療の日々です。 このような中、会員の先生方を支えておられる医師婦人会の皆様方も苦労が多いと存じますが、良き相談相手あるいは共同経営者として、医師会員が医業に専念できるようサポートをよろしくお願いします。医師婦人会がさらに発展し、七十周年記念大会が盛大に行われることを期待しております。