一般社団法人 広島市医師会 Hiroshima city medical association

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東日本大震災 災害支援活動

 広島市医師会は「十四大都市医師会災害時における相互支援協定」に基づき災害支援活動として、3月18日(金)に広島を出発。 3月26日(土)まで支援活動を行いました。

活動エリア

派遣医師 19日~21日 22日~23日 24日~26日
津谷隆史 先生
稲田准三 先生
前谷 悟 先生 倉岡敏彦 先生
馬庭宣隆 先生

■活動記録

実施状況

対応

特記事項

検視

(増田体育館)

3月22日(火)16人

3月23日(水) 7人

前谷先生

3月13日~22日現在

グランディ21:約700人

増田体育館:約400人

診療

(六郷中学校)

3月21日(月)11人

津谷先生・稲田先生

主な症状は風邪、感染性胃腸炎であった。一名避難所で嘔吐し、点滴を行う。外傷はなし。

3月24日(木) 6人

3月25日(金)20人

倉岡先生・馬庭先生

往診

(六郷中学校)

(六郷小学校)

(JA会館)

3月21日(月)

津谷先生

六郷中学校

3月24日(木)

倉岡先生

六郷中学校

3月25日(金)

馬庭先生

六郷中学校

六郷小学校

JA会館

3/18
(金)

3/19
(土)

3/20
(日)

3/21
(月)

3/22
(火)

3/23
(水)

3/24
(木)

3/25
(金)

3/26
(土)

 

9:00

 

 

 

12:00

 

 

 

18:00

 

 

 

津谷先生・稲田先生

前谷先生

倉岡先生・馬庭先生

広島→東京

東京→仙台

診療

往診

検視

検視

診療

巡回

東京→広島

検視

仙台市
医師会

仙台→那須

検視

仙台→那須

合流

那須→仙台

診療

往診

広島→東京

合流

仙台市
医師会

合流

那須→仙台

診療

仙台→東京

事務局:藤本・釘宮

■活動状況

3月18日(金)・19日(土) 仙台へ

 
  広島を出発
医師会会館の駐車場で同行する津谷先生と…
3月18日(金)19:00~長崎会長ほか役員の先生方に見送られて出発しました。

東名高速道路PAにて

   

3月20日(日)

 

早朝5時東京を出発
津谷先生、稲田先生と東京で合流し、早朝5時に出発しました。
目的地の仙台市(検視会場)には12時ごろ到着しました。

 

高速道路で軽油補充
緊急車両は優先的に補充していただけました。

 

東北道封鎖
東京からは東北自動車道で移動します。
高速道路は緊急車両以外は通行止めです。
許可証を見せてから入ります。

 

移動中
長時間の移動や寝泊まりするためにキャンピングカーで移動しています。
画像は東京から仙台市への移動中。

 

貨物列車で立往生
検視会場へ移動中に貨物列車が止まったままでした。
急遽、コース変更して移動しました。
また市内では新幹線も止まったままでした。

 

ガソリン待ち大渋滞、ガソリンスタンドの最後尾
市内ではガソリン待ちで大渋滞です。
一車線は渋滞で潰れています。その渋滞列は延々と仙台市医師会の緊急車両でも3時間待ちだそうです。

 

検視会場到着
当日はご遺体が少なく、広島市医師会は仙台市医師会の要請で急遽、救護班として避難所をまわることになりました。

 
 

避難所の確認
仙台市医師会から避難所まわりについて要請を受けて場所を確認しています。仙台市も海に近い地区は全滅です。
海辺に高速道路が走っていますが、その前後で被害状況に大きな差がありました。

 

中学校避難所へ
六郷中学を訪問しています。そのすぐ向こうまで津波が押し寄せ住民の方が避難しています。中学と近隣の小学校とJAに避難した方を往診しました。

 

被災地の状況

 

仙台市医師会 永井会長ほか打合せ

   

仙台市医師会にガソリン寄付
仙台市医師会に広島から積んでいったガソリン80リットルを寄付しました。行政との緊急会議や避難所まわりに苦慮されていましたので会長以下みなさん大変に喜んで頂きました。

   

3月21日(月)

 

避難所物資
画像では沢山あります。
しかしながら、避難している皆さんは自由に取ることが出来ない状況でした。診療所で薬を渡しても水がないとのことで広島から持参した水を診療所に持ち込み患者さんに手渡しして帰っていただきました。

 

六郷中学校の校長先生と打合せ
(診療所立ち上げの相談)

 

仮診療所準備
六郷中学に仮診療所を立ち上げることに・・・。
持参した薬剤の整理をしているところです。

 

診察中
津波で流され亡くなった方、逃げ延びた方と二極化していました。
外傷の患者さんはほとんど見かけませんでした。
ここでは、風邪の症状やお腹の調子が悪い方が診察にこられました。
当日は午前中で11名の患者さんでした。

 
 

養護教諭に申し送り
診療所立ち上げ、当日は11名の患者さんを診察しました。
午後から引き上げる際に、引き継ぎする医師団はいなく学校の養護教諭に薬の場所等をお伝えし引き上げました。

   

六郷中学校体育館での往診風景

   

3月22日(火)

 

9:00から18:00まで検視を行いました。
午前中はお1人のご遺体。午後から15のご遺体を前谷先生お1人で行っていただきました。

 

検視会場へ

 
 

県警班長と検視打合せ

   

検視場所での朝礼

   

3月24日(水)

 

11:40
那須塩原駅にて先生と合流

 

12:00
第3クール開始

 

車内暖房の工夫

 

13:50
到着後昼食をとりながら打ち合わせ

 

東北新幹線も被害を受け、停止しています

 

15:00
名古屋市医師会長との引き継ぎ

 

15:12
福岡市医師会ご挨拶

 

15:19
宮城県の看護師と打ち合わせ

 

15:40
福岡市医師会との打ち合わせ

 

15:50
到着後、避難所の挨拶回り

 

16:00
仙台市医師会と福岡市医師会と広島市医師会で三者打ち合わせ

 

17:00
避難所での往診

 

嘔吐された患者さんがおり、消毒処理を行いました

 

仮診療所での診察風景

   

19:00
夜間の引き継ぎ風景

   

3月25日(木)

 


被災地の津波の影響

 

捜索が終了した家屋には「検索終了」の張り紙が貼ってありました。

 

捜索隊による懸命の捜索作業が行われていました

 

仙台市医師会、福岡市医師会と進捗報告

 

10:16
電気自動車が投入されました

 

避難所の様子
「卒業おめでとう」の幕が張られました

 

13:30
福岡市医師会と情報交換

 

15:00
診察風景

 

診療所の薬

 

15:05
仙台市医師会長と

   

仙台市医師会、福岡市医師会に挨拶をし、広島に帰りました。

   

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