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基町にゃんたろう

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全国のにゃんたろうファンの皆さま。お元気でしたか?
1ヶ月ぶりの基町にゃんたろうです。
春がすぐそこまで近づいていますが、まだまだ寒い日と暖かい日を繰り返しながら
少しずつ春になっていくんだにゃん。そうそう!三寒四温にゃん!!
三寒四温を乗り越えて、暖かな春になるんだにゃん。(♪あったかいんだから~♪)
みなさん、体調を崩さないように気をつけていきましょうね…

皆さんは『春』といえば、何を思い浮かべますか?
にゃんたろうは、『花より団子!!』じゃなくって・・・『花』なんだにゃん。
庭や花壇、のき先や塀越しに色あざやかに咲く花たちが心を和ませる季節…幸せを感じる日々。春よ来い来い、早く来い♪

花といえば…にゃんたろう、ヘルパーさんから素敵な話しを聞いたにゃん。
女性利用者さんのFさん。そんな素敵なFさんのことを紹介するにゃん。

Fさんのお宅に訪問するようになったのは、今から2年前のこと。平成24年の3月、腰椎圧迫骨折のために入院され、その後に退院されて在宅生活を送るようになられたが、自宅での生活に不安を抱えながらの状態が続き、11月から入浴・掃除・買い物同行で週に3回入らせていただくことになりました。
当時、Fさんは要介護2、年齢は90歳。何事にも前向きなご自身の頑張りで、見る見るうちに回復され、在宅生活を続けていかれました。93歳になられた現在、Fさんは介護度が、要支援2にまで回復、今は週2回の訪問をさせてもらっています。
Fさんのお宅には、一年中途切れることなく四季折々の花が生けられていて、とても素敵な空間が演出されています。さらに聞いてみて驚いたのが、Fさん宅に生けてある花は、花屋さんの店先に並んでいる花ではなく、近所の方からいただかれる野山に咲いている野生の花なんだそうです。ヘルパーさんは見た事も聞いた事もない可憐な花に驚き、癒されているそうです。
Fさん宅に、もらわれてきた花たちは、みな一様に活き活きと咲き誇り、とても嬉しそう。自然の中に咲いている時と同じように、生命力に満ち溢れています。その秘訣はもちろんFさんの細やかな心遣いと温かな愛情。花たちも喜んでいるようです。
Fさんの1日は、生け花に始まり、生け花に終わるそうです。
まずは、花を生ける花瓶を選び、続いて花瓶の敷き物を選び、次に花を置く台を選び、いろいろ考えをめぐらされます。そして、いよいよ花を生けるのですが、花の茎が短くなるまで丹精を込めて手入れをされて、最後の最後まで花を楽しまれます。花にとっても幸福な一生だと思います。

ちょっとここで、Fさん流の花を長く楽しむためのポイントを紹介します。

 ☆夏は… 夜になったら生け花を全てバケツに移し変える。
      (花が、たくさん水を吸収できるようにする)
      水は1日3回交換する。(常に水を冷たく保つ)
 ☆秋は… すすきを生けることがありますが、穂先が飛んで行かないように、
      霧吹きで水をシュッシュッ(すすきも人も潤いが大切)
 ☆冬は… お正月に生けた南天の木。水を与えないと実が落ちないので、春に
      なった今でも、楽しむことが出来ます。  などなど。
                       ~Fさんの知恵袋でした~

ここまでお伝えしたように、Fさんのきめ細かな心遣いは、お花だけに留まらず、Fさんに関わる多くの方たちの心にも、愛情という大輪の花を咲かせているんですね...
Fさん、これからも末永く宜しくお願いしますね。
                       『ヘルパーI氏の話より』

素敵な話しだにゃん(泣)にゃんたろうは、Fさんの優しさエピソードを聞いて、とっても感動したにゃん。 やっぱり、悠悠タウン基町は感動の宝石箱にゃ~ん!!
にゃんたろうもFさんを見習って、日々いろいろな経験を積んで学びながら、人として(?!)立派なネコとして、成長していくんだにゃん。