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【基町悠吉のつぶやき⑲ 日記】

新しい年が始まり早くも1ヵ月が経ちました。
私の今年の目標は“毎日欠かさず日記を書く”です。
数年前から始めた日記ですが、昨年のページを振り返ってみるとチラホラ空白が・・・
今年こそ続けようと思っています。

日記と言えば、担当させて頂いているFさん。83歳の女性、お一人暮らしの方です。
日中はデイサービスで過ごされ、近くに住む2人の娘さんが毎日夕食を届けておられます。
ご自分のことを『おしゃべりばあさん』と言い、『おしゃべりが好き、外に出るのが好き、カラオケが好き、赤が好き・・・』と赤い服とデイサービスで塗ってもらった赤いネイルがお似合いの素敵な方です。
そんなFさんはもう何十年と日記をつけておられます。
Fさんの日記の付け方は、忘れてはいけないとまず広告の裏にその都度メモをし、一日の最後に日記帳へ清書されます。
三日坊主とまではいきませんが、なかなか続けて書くことができないので、その秘訣は何かお聞きした所『癖みたいなもんよ~』と笑顔で言われます。
何十年も欠かさず日記をつけていることの素晴らしさ!またその日記には必ず感謝の言葉が記されています。
『美味しい夕食をありがとう。優しい娘達に心より感謝。美味しく頂きます』と。

ありがたく思っていることでも、つい気持ちが薄れてしまっていることがあると思いますが、Fさんのように感謝の気持ちを持ち続けること、言葉や文章で『ありがとう』と伝えることはとても大切なことだなぁ~と改めて思いました。
Fさん、これからも素敵な日記を書き続けて下さいね!