記事一覧

にゃんたろうの 素敵な利用者さん

ファイル 561-1.jpgファイル 561-2.jpg

あ~毎日 暑いにゃ~💦
残暑に負けそうな、基町にゃんたろうだにゃん( ;∀;)

今日も、悠悠タウンのある基町ショッピングセンターは、いろんな方が
行き交っているにゃ~ん(ふぁ~ムニャムニャ💤)

あっ!! ヘルパーの加藤さんが、利用者のMさんとお出かけしてるにゃん。
フフフッ… こっちに来るにゃん。 よーし驚かしてやれ✨
・・・って、あれっ??  いつもと反対方向に行ってるにゃん(・・?
どこに行くのかな? 二人のあとをついて行ってみるにゃん!

・・うん?! なんだ? 【 基町、昔の写真展Ⅲ 】
加藤さんとMさんが、何か話しをしてるにゃん。

加藤 :懐かしいですか? 
Mさん:昔の基町は、どんなんだったかいね。60年基町に居るからね。
     (ある写真を見て)あっ!ここのバス停、何て書いてある?
加藤 :「横川・三滝方面ゆき」って書いてありますよ。
Mさん:そうね…ここの斜向かいに、私の家があったんよ。
      その頃は、家賃が400円でね ラーメンが一杯50円だったよ。

なんだか懐かしくて、温かな話しだにゃん…
あとで、加藤ヘルパーに詳しく話しを聞いてみよーっと!

ある日、Mさんが一枚のチラシを見せてくれて
「いつもの移動支援のときに、連れて行ってほしい所があるの。」と言われました。
チラシには 
【 基町、昔の写真展Ⅲ 】
基町プロジェクトでは、2015年より、基町中央商店会にて「基町、昔の写真展」
を開催しています。(中略)基町の歴史や未来を語る「交流の場」となることを
願っています。
と、ありました。

Mさんは現在、ご主人と二人暮らし。夫婦ともに病気の後遺症で、身体が思うように
動きません。 昔から、基町で商売をされていたとのことで、写真展をきっかけに、
Mさんのことを、もっと知りたい。と思われるようになったんだそうだにゃん。

戦後、ご主人とご主人の両親が何の縁もない基町で、商売をされているところへMさんは
嫁いでこられました。
昭和48年頃、高層アパートが建設されると、すぐに入居をされる。
アパートの1階に基町ショッピングセンターが完成するのを待って、店も移転されました。
その頃のショッピングセンターは、人通りも、お客さんの出入りも多く忙しかったそうです。
朝5:30に店に入り、夜8:00に自宅に帰る日々。開店してからの3~5ヶ月間は、休日もなく
ご主人と助け合い、支え合いながら働かれた。と語るMさん。
ある日、ご主人がポツリ「あんたが作る○○(料理名)の味は、どこの店よりも美味しい」と
言ってくれたことをきっかけに、お店で○○を売ることになったそうです。
      ※Mさんの希望により、○○は秘密にゃん💦
皆さんに、愛され支えられながら商売を続けてきた数十年。ご夫婦が病気になられた、ある時。
ご主人が「何かあったときのために、働かんでええようにしてきた…」と言われ、お店を閉店
してこられたそうです。

Mさん夫婦は、本当に真面目を絵に描いたような方々です。
担当をさせていただく前から、リハビリに頑張っておられる姿をお見かけてしていました。
家の中でも外でも、その姿勢は変わらず。ヘルパーが、つい手を出してしまうと「せんでええよ」
「出来ることは自分でするから」と、いつも言ってくださいます。
加藤ヘルパーが「なんで、そこまで自分で頑張ってされるのか?」と伺うと、Mさんは「そりゃあ、
頼んでやってもらうより、自分で出来た方が嬉しいじゃない!」と明るく答えられました。
互いに支え合いながら、時には介護タクシーを利用して旅行にも出かけられる、おしどり夫婦。
「私も、こんな素敵な夫婦でありた~い✨」「こんな素敵な人生を送りた~い✨」と、
加藤ヘルパーは、いつも思っているそうだにゃん\(^o^)/

とっても素敵なMさん夫婦💕 とっても素敵な街、基町💛
基町って、温かくて、いい所だよ。 みんな基町に遊びに来てにゃん。