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地域ネットワーク会議~地域での防犯について~/江波包括

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先日、江波で「警察官なりすまし詐欺」の被害に遭われた高齢者がおられました。
ご家族の方から、「地域の皆さんで情報共有して、他に被害者が出ないようにしてほしい」と
申し出があり、町内会から堂本会長さん・丸橋さん、江波学区社会福祉協議会から恵南会長さん、
老人クラブ連合会から丸本会長さん、民生委員の丸橋さんに集まっていただき、会議を開催しました(写真左)。

 このたびの手口としては
①警察官を名乗り、「あなたの通帳や保険証が偽造されており、こちらで押収している」と話す。
②高齢者を信用させるよう話し、暗証番号を聞き出す。
③「すぐに係りの者が伺うので、お持ちのカードを照合させてほしい」と言った後に訪問し、
 カードを受け取る。
④預金を引き出す。
でした。

 「被害に遭われた方のプライバシーを守りながら、地域の皆さんが再び被害に遭わないように
呼びかけるにはどうすれば?」という内容で話し合いました。

まず、すぐにできることとして

・町内にあるすべての掲示板に「悪徳商法」についてのポスター掲示(写真右)。
・主に1人暮らしの高齢者に、広島市消費生活センターのステッカーを配布。

被害に遭わないための呼びかけとして、

・5月に開催される老人クラブ連合会の会合(約40名参加)に、なりすまし詐欺の手口など
  包括職員が寸劇を交えて紹介する。

長期的には、
・となり近所で声をかけたり相談できる人を作ること。
・町内会への加入率を上げて、住民同士のつながりを作ること。

が決まりました。

 今回のような被害者が再び出ないように、地域の方々と協力して対策を考えていきたいと
思います。
 お忙しい中集まっていただいた皆さまには深く感謝いたします。
これからもよろしくお願いいたします。