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広島カープと○○~その6~(4月26日)/江波地域包括

「(前田が死球後に)長い間お世話になりましたというから、
             そんなこと言うなよと声をかけたんだけどね」
平成25年4月25日中国新聞朝刊に掲載されていた野村監督のコメントです。

先日の死球により骨折が判明し、手術するため復帰まで2~3か月を要すると言われた
前田選手は、どんな気持ちで「長い間お世話になりました」と監督に伝えたのでしょうか?

今回は、前田選手のコメントから面接技法について考えてみたいと思います。

私たちが利用者さんと話をする中で、利用者さんから
「早うお迎えが来ればいいと思っとるんよ」「長生きするもんじゃないよ」
などという言葉を聴くことは珍しくありません。

その方がどのような思いでその言葉を言ったのか?
また、その思いがどれくらい深いのか?
考えていると、その場でなかなかすぐに言葉が出てきません。

今回の野村監督と同じように「そんなこと言わないでくださいよ」と言ってしまうと、
利用者さんは「自分の気持ちをわかってくれない」と感じてしまうかもしれません。

言葉だけでなく、言い方や利用者さんの表情・態度なども考えて、
どのような言葉を返せばよいか・・・
悩み考える日々です。