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「職員旅行」/悠悠ガッパのつぶやき

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 日本中が寒波に襲われ震えている12月13日から1泊2日で、しまなみ海道の自転車ツーリングへ出かけました。

 まずは、リサイクルの取り組みを学ぼうと、リサイクル率100%の工場見学にいきました。帰ろうとすると、「ビールを三杯まで飲んでいって下さい。」と、案内係の人から声をかけられました。グラスに注がれたビールは澄みきったクリーミーな白い泡。喉をす―と通ります。「水みたい.何杯でもいけるねー。」と、遠慮せずにおかわりへ。

ここでしか味わえない最高のビールに大満足した職員に私も連れてきたかいがあったなとうれしく思いました(ちなみに私は運転手で飲んでいませんことを報告しておきます。)。よく見てみるとそこは何とビール工場でした。そこで、ビールを飲み倒し生きかえった職員は、次に突入しました。

次のサイクリングは今治の拠点施設から、施設職員さんの誘導で、しまなみで最も長い来島海峡大橋(約4㎞)を渡りました(実はほんの一部)。子供連れで参加してくれた大前さんは何と自転車の前に子供を乗せた上にあの高い橋を軽々と渡って行きました。余りの高低差に自転車を押して橋にたどりついた職員もいました。

 今回の旅行は、基町の藤原、岸田、大前さんと江波の私、永田、岸川さんと子供たちの参加でした。特養、事務、管理職、ケアマネージャー等多種多彩の職員が参加しましたので、夜の懇親では普段とは違う交流ができました。懇親会の最中、なぜか私は、ベランダの外に連れ出され、浴衣のままで寒い夜空へ締め出されました…笑いあり、涙ありの楽しい会でした。

 二日目は、今話題の村上水軍の拠点を船で巡る潮流体験をしました。血走った眼で、「海賊の血が騒いできた。」と叫ぶ、勇ましい職員が1名いましたが、多くの職員は寒さの余り震えていました。生まれる時代が遅過ぎた職員がいたようでした。最大10ノットの潮流が渦を巻きしぶきを上げる中をかきわけ船が進み、海の醍醐味を堪能できました。

 帰りの車中では、なごんだ雰囲気の中、記憶も途切れ途切れに、広島に帰りました。職場に到着して、「2日間の長い運転御苦労さまでした。」と、自分につぶやいて、無事職員旅行は終了しました。