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レモンの収穫

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悠悠タウン江波は、市営住宅の一角に建っているため自由になる土地が少ないのが悩みです。
 その限られたスペースを活用して、イチジクと柿とレモンの木を植えています。その場所を、狭いながらもフルーツタウンと呼んで大切にしています。
 柿は、種から育てて毎年実がなるようになりました。イチジクは、ノルデックの介護予防運動に参加されている近所の方がプレゼントしてくれました。まだ、若い木なので、実はなっていないのですが、実がなる時をとても楽しみにしています。レモンは、デイサービスを利用されている石川さんが、悠悠タウン江波のためにとプレゼントしてくれたものです。当初は、イチジクと同じで実が実るほどではなかったのですが、去年の冬は、たくさんの実がつきました。大きくなるのを楽しみにしていたのですが、冬の暴風の時に、全て実が落ちたため、来年の楽しみとしていました。
石川さんが、いつものように(3月31日)デイサービスを利用している合間に庭を手入れしていたら、ツタの茂みの中に潜り込んでいた枝からレモンが一つ大きくなっているのを見つけました。ツタの陰に隠れて、風にあおられることもなくすくすく育ったようでした。見つけた時は、とても喜ばれ、私たちに声をかけてくれました。
「今のうちにとって、食べてみて!」と言われたため、事務所の職員で、貴重なレモンを分けていただきました。「レモンのように酸っぱくないのでおいしい。」との感想もいただきました。ささやかですが、今年の冬の楽しみが一つ増えました。