老人福祉施設は、避難訓練を定期的に行わないといけないことになっています。今年の第一回目は、6月26日に行いました。この日は、江波西の避難訓練が終わった後、江波二本松で続けて行っています。また、基町では別の日に実施しています。
昨今の火事の通報装置は複雑になっており、火災警報が鳴っても「音がうるさい。」と思い、すぐに警報音を切ると避難用の自動ドアが開閉しない状態になるため、避難通路が行き止まりになります。また、事務所には消防署との連絡用等電話等4台の電話があり、毎回戸惑うことがあります。
また、江波二本松の建物は4階建てですが、4階から1階に避難する吊り下げロープがあり、このような避難訓練の際には、この吊り下げロープが傷んでないか確認し、使い方の練習の意味も含め、実際に職員で練習をしています。しかし、見た目が怖いこともありかなり緊張する訓練になります。今回は、訪問看護の東春水さんと小泉明日香と看護小規模多機能型居宅介護の正路晃さんが挑戦しました。
東さんは、「さいしょこわかった。」
小泉さんは、「私は、高い所が怖くないのでそんなに怖くはなかったけど、高齢者が利用するのは難しいかもね。」
正路さんは、「今回、本当に避難しなければいけなくなった時を想定して参加しましたが、安全にリフトに乗るのは難しいと思いました。下りる途中でけっこう傷がつきました。」