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第31回全国医師会共同利用施設協議会2

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 二日目は、高崎に場所を移し研修会になりました。
 来賓挨拶の後、松本吉郎日本医師会長の特別講演があり、骨太の方針に盛り込まれた公定価格が、物価などを適切に反映するように注視していきたい、そうしないと我が国の医療・介護・福祉は危機的な状況になるとの認識を示されました。新たな地域医療構想、2040年問題など課題が山積している中、医師会共同利用施設の活動は医師会活動の原点であると述べられました。
来賓挨拶の中で、釜萢敏参議院議員からは、医療・介護・福祉が持続可能になるよう議員活動に取り組みたいとも述べられていました。
 今回の総会では、医療・介護・福祉という表現が度々出てきており、それぞれの職種の連携の重要性(イメージは地域包括ケアになると思います。)とそうしないと我々のサービス基盤が成り立って行かなくなりつつある現状を反映しているように感じました。
 分科会では、第3分科会(介護保険関連施設関係)に参加し、地域での様々な取り組みを学びました。施設見学では、高崎・地域医療センターを見学しました。検査検診センターの中に、図書館、高崎市直営の福祉施設等が同居しており、医師会事務局もその中に入っていました。
 何より驚いたのが、街全体が酷暑に包まれている事でした。テレビでは、群馬県○○が40度を超えましたというのを聞いていたのですが、40度越えがどのような状態か体感できたのは多きな収穫でした。地球温暖化対策は、待ったなしの課題である認識せざる負えず、もう数度上がると、この街には人が住めなくなるのではないかと思うぐらいでした。
 勉強ばかりではなく、普段懇談する機会のない職員と懇談ができ、気分転換の観光も少しでき楽しい研修会でした。