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令和7年度ケアコンテスト1

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しばらく開催できずにいたのですが、コロナ禍が落ち着いてきたので去年からケアコンテストが開催されています。今年は、8回のケアコンテストになります。去年からは、より多くの方に介護技術を知って頂きたいと考え、広島駅南口地下広場をメイン会場にして開催しています。
 ケアコンテストとは、日頃の介護技術を評価する大会になります。具体的な中身は「食事」「入浴」「排泄」の三大介護を、事前の課題にそって、演技をしてもらい評価することです。時間は10分程度となりますが、エントリーした職員などに聞くととても緊張し、あっという間に時間がたったそうです。
 今年度は、10月28日に開催しました。悠悠タウン江波・基町からも多くの職員が参加しました。食事介護部門は、悠悠タウン基町小規模多機能型居宅介護の杉本真子さん、入浴介護部門は、悠悠タウン基町ディサービスセンターの平畑祐樹さん、悠悠タウン江波ホームヘルプサービスの田村久さん、排泄部門は、特別養護老人ホーム悠悠タウン江波の近藤祐紀さんがエントリーしました。
田村久さん「自分のケアを他の人に見てもらうことで、気づいてなかった自分の癖などを意識することができとても勉強になりました。」
 杉本真子さん「今回初めてのケアコンテストの参加という事もあり、当日緊張が大きくでてしまい自分の力が発揮できなかったことが反省点です。競技後に他選手の競技も見たことで基本のケアや声かけの方法など振り返ることもでき今後にも活かして頑張っていきたいと思いました。」
 近藤祐紀さん「皆さんに見てもらって緊張しました。これからもがんばります。」
 入浴介護部門に参加した平畑祐樹さんは、敢闘賞を受賞しました。前回参加して表彰されなかったためリベンジ参加し、見事に目的を達成されました。
 このケアコンテストでは、評価も難しいのですが、モデルも大変難しい役割になります。それぞれの部門に3人が交代で参加するのですが、3人がほぼ同様な演技ができないと評価が難しいため、コンテストの前には、何度も練習をします。悠悠タウン江波からは、特別養護老人ホーム悠悠タウン江波の野呂諭史さんが、入浴介助部門に参加し、悠悠タウン基町ホームヘルプサービスの清田敦也さんは、排泄部門に参加しました。当日モデルの人は、翠学園美容専門学校マインドビューティーカレッジの学生さんがボランティアでかけつけてくれて、エイジングメイクをしてくれます。当法人の職員の野呂さんも清田さんも若い職員なのですが、少しでも高齢者に近づくようメイクをしてくれました。このモデルは、ケアコンテストのボランティアというだけではなくメリットもあります。介護される側の気持ちを少し感じることができるため、普段の自分の仕事を振り返ることができるため、その後の仕事にも生かすことができ、とても勉強になります。モデルの経験を活かして、次回のエントリーを期待したいと思います。
 清田敦也さん「ケアコンテストの排泄部門のモデルを通じて介護職員の技術・コミュニケーションスキルを利用者として体感できることで自分自身の足りないところ、声掛けも見つめ直すことが出来ました。この経験を活かしてよりよいケアを提供していきたいと思います。」
 野呂諭史さん「練習の時から他施設の方と話ができて楽しかったです。」