昨年度から開催されている「医療と介護の連携推進検討委員会」の
第1回が6月14日(金)に広島市役所にて行われました。
今回は、東区医師会がされている「東区在宅ネット」についての
説明と意見交換を中心に進められました。
中区では昨年度、「急性期病院との連携」をテーマに情報交換会を開催しました。
今年度も写真に写っているメンバー
(中区健康長寿課:宮城課長、広田保健師、中区医師会:伊藤先生、中区ケアマネ連絡会:藤田さん)らを中心に
医療と介護の連携をすすめていくための企画をしていきたいと思います。
日々の生活を気ままにつづった日記帳。
昨年度から開催されている「医療と介護の連携推進検討委員会」の
第1回が6月14日(金)に広島市役所にて行われました。
今回は、東区医師会がされている「東区在宅ネット」についての
説明と意見交換を中心に進められました。
中区では昨年度、「急性期病院との連携」をテーマに情報交換会を開催しました。
今年度も写真に写っているメンバー
(中区健康長寿課:宮城課長、広田保健師、中区医師会:伊藤先生、中区ケアマネ連絡会:藤田さん)らを中心に
医療と介護の連携をすすめていくための企画をしていきたいと思います。
人工透析をされているIさん宅に訪問したときのことです。
主治医の先生に厳しく食事・水分制限をされているIさんが、
「先生は食べるなって言うんだけど、どうしてもその通りはできないわよ。
私って根性なしなんかな?」
と言われました。
こんなとき、どう言葉を返してよいのか迷います。
でも、考える時間はほとんどありません。
「Iさんが根性なしかどうかはわかりませんが・・・・
先生の言うことだけを聞いて生活するわけにはいかないですよね」
という言葉を返しました。
すると、
「そうなのよ!先生の言うことを全部聞いていたら、友人のように臓器ほとんど
なくなっちゃうわよ。だいたい、治療・検査を繰り返しても、もう歳だし良くなるわけじゃ
ないんだから・・・」
という言葉が返ってきました。
人工透析されている期間が長いIさん。
自分がこの先、どこで、どのように生活していくか考えている真っ最中だそうです。
これからもIさんの思いを聴かせていただき、一緒に考えていきたいと思います。
悪夢の6連敗の後に、劇的な逆転勝ちを含む5連勝!
これは監督の言うとおり「6連敗の後に、6連勝か!?」と思った矢先に、
札幌で2連敗・・・( ̄- ̄;)
そんな好不調の波が激しいチームに、新たにカアイフエ選手(内野手)が加わるそうですね。
長打力が期待されているカアイフエ選手の加入から、
今回は「支援の方法」について考えてみたいと思います。
これまで何回も繰り返し書いてきたように、私たちの支援の基本は
「その方が自分で解決できるように支援すること」と考えています。
その方や地域の困りごとに対し、「解決してあげる」「助けてあげる」という姿勢・方法では
私たち支援者に依存するだけになってしまいます。
カアイフエ選手が加入し、仮にシーズン終了までに30本の本塁打を打ち、
クライマックスシリーズ進出に大きく貢献したとしても・・・
今の選手の力が向上するわけではありません。
「長打を打つ選手から、打撃や練習方法を学ぶ」
など、新たに加入する選手をきっかけに、今いる選手が力をつけて、
「自分たちだけでも勝てる!」という自信を持ってもらいたいですね(^-^)
この春に亡くなられた利用者さん(Hさん)のご家族にあいさつに伺いました。
「朝、目覚めずにそのまま亡くなっているような死に方をしたい」
と以前から話しておられたHさん。
「今から思えば不思議なことがあるんです」とご家族の方が、次のような話をしてくださいました。
Hさんが亡くなられる10日ほど前に、普段は行くことのない知り合い数名にあいさつに
行っておられたそうです。
また、Hさんが去年の夏から取り組んでいたことが終わったことを家族の方が告げると、
「これでワシの仕事は全部終わったの」
と安心したように話し、その数日後に亡くなったそうです。
心残りの仕事を終え、Hさんが望むような最期を迎えたことに対し、ご家族としては、
「よかったね、と言いたい反面、あまりに急なのでさみしさの方が大きいですね」
と言われました。
「もしもあの時、『○○が終わったよ』と言わなかったら、今も生きていたのだろうか・・
と考えてしまうんですよ」とも言われました。
大事なご家族の方が亡くなられた気持ちを聴かせていただき、ありがとうございました。
Hさんのご冥福を心からお祈りします。
ある1人暮らしのGさん宅を訪問したときのことです。
「こないだショックなことがあってね~。まだ心に残っとるんよ」
と言われました。
その内容は・・・
「先生のところにいつも通り薬をもらいに行ったら、先生から
『あなたは認知症。この薬を飲んでみる?』と言われたんよ。
私は自分ではまだ大丈夫と思っとるし、きょうだいに聞いても
違うって言うけどね。
何年か前に『ガンです』って言われたときよりもショックだったよ」
ということでした。
私もGさんに認知症はみられないと感じていましたので驚きました。
ここ数年、認知症においても「早期発見・早期治療」が大事と言われています。
ご家族や地域の方、民生委員、地域包括職員が「いつもと様子が違う」
と感じても、ご本人は「大丈夫よ」と言われることも珍しくありません。
ご本人さんが安心して治療しながら生活できるように・・・
地域の方々、医師、介護・福祉関係者で連携して支援したいと思います。
毎年1回、神崎学区社会福祉協議会が「さつき会」を開催されます。
今年も多くの1人暮らしの高齢者の方が参加され、江波包括職員も招待されました。
昼ご飯前に、講師の尾田さんが話をされました。
「イスに座ったままできる運動」
「布団に寝たままできる運動」
など紹介され、参加者の方々も
「これならできそう」
と話しておられました(^^)
その後は、皆さんで話をしながら食事をいただき・・・
楽しい時間を過ごすことができました。
また来年も元気に会えることを楽しみにしています。
神崎学区社会福祉協議会の佐伯会長さん、事務局長の江郷さん、
神崎学区民生委員協議会の徳弘会長さんをはじめ民生委員の皆さまには
大変お世話になりました。
今後ともよろしくお願いいたします。
ある1人暮らしのFさん(女性)。
「要支援1」の認定を受けており、
週に1回自宅内の掃除を手伝ってもらうためヘルパーを利用しています。
このFさんの日課は「なるべく足腰が弱らないように」と、
体調の良い日は自宅周辺を散歩されています。
先日、Fさん宅を訪問したときに、こんな話を聞きました。
「近所に○○さんって言う1人暮らしのおばあちゃんがおってね。
私が散歩に出たときには必ず寄って話をするんよ。
おばあちゃんも話ができて喜んでくれるし、
私も1人で暮らすおばあちゃんが心配じゃけつい寄って帰るんよ」
「要支援1」の認定を受け、週に1回ヘルパーの支援を受けているFさん。
この面だけを見るとFさんは「支援される側」ですが、
実は近所の1人暮らしのおばあちゃんを見守る
「支援する側」にもなっていることを知りました。
前に参加した研修で「生きがい=人の役に立つこと」と言われていました。
Fさんが、これからも近所のおばあちゃん宅に行くことができるよう
支援していきたいと思います。
今年度第2回目の地域ケア会議を開催しました。
神崎・舟入・江波学区の民生委員さんに集まっていただき、
地域のサロンに関する情報共有と、
「男性高齢者を地域活動に誘い出すには?」
というテーマで話し合いました。
私たちの担当する圏域内は、市営住宅やマンションなど集合住宅が多く、
「通院に便利」という理由で他区から転入される高齢者の方が多いです。
ただ、他区から転入される高齢者の方の中には、
近隣に家族など支援者がおらず、地域の中で孤立しておられる方も珍しくありません。
民生委員さんたちと話していても、
「特に男性の方が出てこんよね」とよく言われます。
このたびは、5つのグループに分かれて意見を出し合いました。
集まった意見を江波包括がまとめて、
民生委員さんをはじめ地域の方々と一緒に取り組んでいきたいと思います。
今回の会を開催するにあたって、打ち合わせでお時間をいただいた高齢者部会長の皆さん。
お忙しい中、当日参加してくださった民生委員の皆さん。
たくさんの貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
サッカー日本代表、ワールドカップ出場おめでとうございます(^^)
ついでに、プロ野球もJリーグと同様に中断してしまえばいいのに・・・
と嘆きたい交流戦ですね・・( ̄з ̄)
連敗の出口が見えない広島カープから、
今回は「支援の方法」について考えてみたいと思います。
「(打つ)感じがしない選手ははずした」(5/27中国新聞)
「打線全体が同じというか、代わった投手全員に対して
タイミングが合わないまま、スイングしている」(6/1中国新聞)
「打線はまた考えるが、誰かに出てきてもらいたい」(6/3中国新聞)
これらの野村監督のコメントからは、
「選手が自分自身で考えて、結果を出しなさい」という意図を感じます。
私たちの支援も、「利用者が、自分自身で解決できるように支援する」ということを
心がけていますが、時には「情報提供」も支援の1つの方法です。
例えば、「リハビリしたいんじゃけど、どんな方法があるか教えてほしい」と聞かれた場合は、
その方に合ったいくつかの方法を提案します。
プロ野球でも巨人の橋上戦略コーチのように、投手ごとの配球データを選手に情報提供し、
打者が狙い球を絞りやすくする役割も注目されています。
広島カープの監督・コーチが、「選手に情報提供をしていない」とは言いませんが・・・
TV解説者が「広島のバッターは、何を狙っているのかわかりませんね」
と話すのを聞くと悲しくなります( ̄o ̄;)
現在のカープの選手を見ると、レギュラーで何年も出場を続けている選手はごくわずか。
プロですから「自分自身で考えて解決する」ことも大事とは思いますが、
経験の浅い若手選手中心のチームには、
「1人ひとりの選手に合った情報提供」も必要と感じます。
ですよね?渡邊事務長??
1人暮らしで、週に1回デイサービスを利用されている
女性のEさん宅へ訪問したときのことです。
「こないだ近所で亡くなった方がおったんよ。
2~3日してから家族の人が見つけてくれたんと」
「私も1人暮らしじゃけ、他人事じゃないわいね」と言われました。
Eさん自身も高齢であり、いつ、何が起きてもおかしくない。
昨年、転倒されて以来、そんな思いがさらに強くなったと言われましたが、
そのあとにEさんはこう言いました。
「ただ、私は週に1回デイサービスに行っとる。
もし私が家の中で倒れていても、
長くて1週間で誰かが気づいてくれると思うとるけぇ。
何か月も誰にも気づかれんことはないけぇ、それは安心なんよ」
と言われました。
「あまり人に頼りたくない」「杖も使いたくない」と日頃から話すEさん。
デイサービスの利用には、そのような思いがあることを教えていただきました。
身近な方が亡くなられるたびに、「自分だったら・・・」と考える高齢者は多いです。
その方1人ひとりの思いをこれからも聴かせていただきたいと思います。