八月六日に合わせて、デイサービスの皆さんで仕上げた
千羽鶴をお供えするために平和公園へ立ち寄りました。
広島にとって特別な「あの日のこと」を、
語り継いでくださる方も年々少なくなっています。
それだけに、千羽鶴をご利用者さんと一緒に作り、
お供えに行く時間は、スタッフにとって貴重なものとなります。
「代表してお供えしてきてちょうだいね。」
職員に支えられながらお参りに行かれたお二人を、
送迎車の中から見守ります。
日々の生活を気ままにつづった日記帳。
八月六日に合わせて、デイサービスの皆さんで仕上げた
千羽鶴をお供えするために平和公園へ立ち寄りました。
広島にとって特別な「あの日のこと」を、
語り継いでくださる方も年々少なくなっています。
それだけに、千羽鶴をご利用者さんと一緒に作り、
お供えに行く時間は、スタッフにとって貴重なものとなります。
「代表してお供えしてきてちょうだいね。」
職員に支えられながらお参りに行かれたお二人を、
送迎車の中から見守ります。
悠悠タウン基町では、平成31年4月から
共生型デイサービスセンターを開始しました。
地域の方々と「共に生きていく」拠点としての
センターになれるよう、住民の方々の協力を得ながら
プログラムづくりに取り組んでいます。
そのうち今回は、新聞づくりにご協力頂いている
熊門ご夫婦をご紹介します。
料理本を買うとお金がかかるからと、
レシピをインターネットで調べるようになり
パソコンが好きになったというお二人。
もともとは職員に向けての新聞を定期的に
作ってくれていました。そのきっかけをたずねたところ、
「基町地区の盆踊りや納涼祭等の地域行事を新聞にして、
職員に教えてあげようと思った。」とのこと。
お二人が作ってくださる新聞は、
スタッフ同士が忙しい中でも
お互いのことを知れるようにと、
人間関係へ配慮されたものになっています。
取材を通してその人の事を知り、出来上がった新聞を
スタッフが喜んで読んでくれるのが何より嬉しいそうです。
そうした力を生かし自分達のためにもなるからと、
新たにデイサービスでの新聞づくりに参加してくださるようになりました。
かつて、人嫌いだったという熊門さん。
悠悠タウン基町の職員とのかかわりを通して、
人のことが好きだと思えるようになったご自身の成長を喜んでいるとのこと。
「これからは、何かしらの恩返しをしていけたらいいな・・と思っているんです。」
はにかみながらもハッキリとそう語った妻の友紀さん。
心強い地域の応援団です。
12月25日、「平成」最後の悠悠タウン忘年会を
行いました。例年、基町の中央集会所をお借りして
開催していましたが、今回は、12月1日に
オープンしたばかりのデイサービスセンター
を会場にして、多くの職員やその子供さん達と
一年を労いました。
忙しい中で、
手作りのおかずをヘルパーさんが作ってくれたり、
各部署の志向をこらした出し物の準備など、
仕事の一年を振り返ることはもちろんのこと、
それぞれに色々なことはあるけれども
また一年、こうして一緒に労える仲間がいるんだな・・と、
温かい気持ちにさせてくれる忘年会となりました。
ほろ酔いになった数人のスタッフが床に車座になり、
ある女性スタッフの背中を撫でています。
利用者さんとの関わりで自信を失くし、
「もう介護職なんて辞めたい。」と言っていたそのスタッフに寄り添って、
「一緒に頑張ろうや。」と、みんなで励ましていたのです。
こんな場面があるからこその、忘年会。
そして福祉の現場であるからこそ、スタッフ同士が
支え合う、このような場を大切にしていきたいな・・・
と、しみじみ思うのでした。
2019年も、利用者さんに、基町地区に、そして悠悠タウンに
「優しさ」が巡り巡っていく一年にしたいものです。
今年も宜しくお願いします。